設備・仕様
鉄筋圧接部やコンクリートなどにおいて、
品質・強度検査を行っているので安心です。
当建設地の地盤調査を行い、地下約18.5mに堅固な支持地盤の存在を特定。その上に約15mの既製杭を30本打設することで強固な基礎を造り、建物を足下からしっかりと支えます。
【外観試験】
圧接部のふくらみの形状及び寸法、圧接面のずれ、圧接部における鉄筋中心軸の偏心量、圧接部の折れ曲り、片ふくらみ、焼割れ、へこみ、垂下がりその他の欠陥の有無について、外観試験を行います。
【抜取引張試験】
現場にて抜き取った供試体(鉄筋)を第三者検査機関で引張試験機にかけ、切断されるまで引張り、基準通りの強度をもっているかを判断します。
【フレッシュコンクリート試験】
打設する前のフレッシュコンクリート(いわゆる生コン)の時点で粘度や塩分濃度、空気量などを調べ、予定値の固さと大きく違わないか確認します。同時に4週間後の検査のサンプルを採取します。
【コンクリート圧縮強度試験】
打設から4週間後に、打設時に採取したサンプルでコンクリートの圧縮強度を測定。サンプルを圧縮機で壊し、計画通りの強度になっているか確認します。
「かぶり厚」とは、鉄筋を覆うコンクリートの厚みのこと。コンクリートの中性化による鉄筋の劣化防止、建物の耐久性アップを図るため、この「かぶり厚」を十分に確保しています。
1㎡でおよそ3,000〜4,500トンの圧力に耐えられる強度、30ニュートン(N/m㎡)以上のコンクリート強度を、設計基準強度としています。
※附属建物及び土間コンクリート等は除くパイプシャフト内の排水管は遮音シート巻とし、プラスターボードを二重貼りにして遮音性に配慮しました。その他、洗面所やトイレ、浴室と居室の境壁にはグラスウールを充填するなど、室内の音にも配慮しています。
※遮音性に配慮した設計を施しておりますが完全な防音ではありません。施工上、各住戸により遮音性も異なりますので予めご了承ください。置床工法により、床材を直貼りせずフロアを上げるなど、上下階の生活音の低減を実現しました。また、二重床・二重天井の採用でメンテナンスや将来のリフォーム時の自由度が高まります。
マンションでの生活は子供たちの走る足音や落下音などの音が気になります。そこで廊下・リビングダイニング・洋室の床には遮音性に優れたLH50等級のシステムフロアを採用し、生活音を軽減しています。
居室内の断熱性を高めるため「二重壁構造」を採用。外側に面したコンクリート壁の居室内側に右図の様な断熱材、空気層を設けました。